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03

04

18:35
Sun
2007

No.0260

へうげもの

忙しくなった途端にFFネタが出てくるのは何でだろうね。
けどその前に書きかけだった奴を仕上げておきたい。

私はあんまり文字のある本とかは読まないんだけど、漫画はよく読む。
その中でも、個人的にお勧めの漫画でも紹介していきたいと思う。
1回目は週刊モーニング隔週連載の、「へうげもの」。山田芳裕作。
知る人ぞ知る作品なんで、多少今更感はあるけど紹介したかった。

そもそも私はこの作品自体知らなかったんだけど
これを読み始めるきっかけとなったのが、店頭での単行本陳列。
丁度一巻が出ていて、まずは単行本の装丁の鮮やかさに思わず手を取り。
試し読みが出来たので読んでみたところ、内容の面白さに衝撃を受け。
気づいた時にはレジへ本を持って行ってた、みたいな感じだった。

hyouge1.jpg hyouge2.jpg hyouge3.jpg hyouge4.jpg

作品内容は、安土桃山時代から変遷していく時の流れを
ありがちな軍事や政治的側面からの視点で描いていくのではなく
当時の文化の象徴である、「茶の湯」や「名物」に主軸を置き
数奇と言う新たな切り口で描いたもの。

ここは一つ、主要人物の台詞と紹介でもしてみよう。

古田佐助(後の織部)
――この目利き刃をもって並み居る大大名を劈き、数寄の天下を獲る!

furuta.jpg

この物語の主人公…なんだけど他の登場人物に押されて影が薄い。
表情の豊かさといい、自らの欲望にとことん忠実な浅ましさといい
どこか憎めない、人間臭さ溢れる「へうげもの」である。

織田信長
――俺はまだ雷を受けておらん。まだまだ昇るぞ。

nobunaga.jpg

説明不要。日本の戦国史上最も有名な人物と言っていいのでは。
上の台詞は古田佐助に「バベルの搭」の逸話をした時のものである。
他の多くの作品でもそうであるように、やること為すこと全てが派手。
「へうげもの」では3巻冒頭で退場となるが、散り際までもが格好良い。

羽柴秀吉
――そこにいた己が運命を恨め。俺も己の止まぬ野心を恨んでおる。

hideyosi.jpg

もともとは農家の子に過ぎなかったが、信長に見出され家臣となる。
それ以来、持前の才覚と手腕にて織田家臣として頭角を現していった。
作中では宗易の圧力に屈し、主である信長をその手にかけるが
信長への憧れは強かったようで、亡き主人と同じ道を辿ることとなる。

千宗易(後の利休)
――華は咲き乱れるのでなく、一輪あらばよろしいのです。

soueki.jpg

黒を至上とし、「侘び茶」を大成する。が、最も黒いのは宗易の腹の中。
自らの野心の為には手段を選ばず、彼にとっては秀吉すら手足に過ぎなかった。
一見地味で目立たない存在に見えるが、最も恐ろしい。薄ら寒さすら覚える。

明智光秀
――泰平かつ淡麗な世を造るには、この明智光秀が鬼となる外は無い。

akechi.jpg

織田家臣筆頭で、血筋、人格、家臣との主従関係、全てにおいて申し分ない人物。
が、その憂国の思いが光秀の眼を曇らせた。秀吉の調略に嵌り、信長に弓を引く。
結果一族は滅ぼされ、自身も追っ手に討たれる哀しい最期を迎える。

徳川家康
――いずれにせよこの家康、真の正義を行う者にしか味方せぬ。

ieyasu.jpg

真面目、実直、堅物などの言葉が人の形を取った。そんな人物。
感性や振る舞いは田舎者のそれだが、正義を信条とし、人情にも厚い。
それ故に佐助とは対照的な存在と言えるだろう。四巻の頑張りは異常。



主要人物はこんな感じかなー。まだ色々出てくるんだけどね。
戦とかあるので、討ち死による退場とかはよくある。
ただ格好よいキャラだけではない、個性的な顔の書き分けが面白い。
各話のタイトル名も凝ったつけ方をしており
国内外問わずの往年の名曲を文字っていて、何とも洒落ている。
こんな「へうげもの」、お勧めですよ!

※関係者各位からの警告があれば、画像は速やかに削除致します。
 が、純粋に作品紹介の手段として用いているつもりですので
 寛大な処置を頂けますと、幸いです。

関連サイト
へうげもの公式ブログ

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